Q&A
採用試験受験や採用に関する質問・疑問をご紹介します。
Q1 地方公務員の魅力は何ですか?
公務員は、日本国憲法第15条第2項に「すべて公務員は、全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではない。」と定められており、国民全体のため、あるいは公共の利益のために全力を挙げて働く仕事です。地方公務員は、民間企業と比べて、仕事を通じて地域社会に貢献していることをより実感できる職業であることが大きな魅力です。仕事の分野は戸籍、税金、環境衛生、保健、医療、福祉、教育、生涯学習、産業振興、観光、治安、防災・・・など多種多様で、地域住民に密着し、地域に根ざした「やりがい」のある仕事です。
また、身分が保障されていること、福利厚生が充実していること、女性が働きやすい環境であることなども魅力のひとつです。
Q2 試験の日程や受験申込書の受付期間を知りたいのですが?
試験日は、それぞれの市町村で任意に設定されています。特に近年は、9月中旬の統一試験日以外に実施する市町村が増え、時期や回数が多様化しています。募集職種、受験資格、試験方法、受験申込書の受付期間なども市町村によってそれぞれ違いますので、当サイトの採用情報一覧/採用情報検索のページや各市町村の採用担当課や広報誌、ホームページなどで確認してください。
Q3 どこの市町村でも毎年職員を募集していますか?
どの市町村も毎年職員の募集を行っているとは限りません。昨年は募集があったのに、今年は募集をしていない場合があります。逆に、昨年は募集がなかったのに、今年は募集をしている場合もあり得ます。
Q4 資格を活かした仕事は、どのように探せばいいのですか?
資格や免許を有する職員の募集については、専門職として試験区分を分けて実施されます。当サイトの検索システム(「採用情報検索」→「職種」)をご活用ください。
なお、専門職については、欠員等の状況に応じて実施されることが多いので、毎年募集されるとは限りません。また、資格や免許は、すでに取得済みか、取得見込みであることが要件となりますので、注意してください。
Q5 他の市町村、県や国の採用試験との併願はできますか?
また、民間企業との併願はできますか?
受験資格や試験日程に問題がなければ、他の地方公務員や国家公務員などの採用試験と併願することは可能です。また、併願したことを理由に不利な取扱いを受けることはありません。民間企業と併願した場合でも同様です。
なお、複数の試験で最終合格(内定)した場合には、できる限り早く進路を決定し、人事担当者に連絡しましょう。
Q6 出身地以外の市町村を受験するのに影響ありませんか?
各試験区分の受験資格が満たされていれば、受験や合否に関して、住所要件は全く関係ありません。ただし、特殊な職種や身体障害者の方を対象とした採用の場合には、住所要件が受験資格となっていることがありますので、注意してください。
<参考>
面接試験では「なぜこの市町村を受験したのか」が質問されることがあります。(採用側は、地域に愛着を持って取り組んでもらい、長く勤めてもらいたい、と思っています!)その地域のことをよく調べ、より説得力のある志望動機を事前に準備をした方がよいでしょう。
Q7 日本国籍でなくても、採用試験を受験できますか?
各試験区分の受験資格に「日本国籍を有する者」などの国籍要件がある場合は、受験できません。つまり、国籍要件がなければ受験できるということです。受験資格は、市町村によって違いますので、受験案内等で確認してください。
なお、日本国籍を有しない方が採用された場合、住民税の賦課や滞納整理、精神保健の指導など公権力(*1)の行使に該当する職務は担当できないという制限があります。
*1・・・公権力とは、国、県や市町村などが住民に対して命令し、強制する権力のことをいいます。
Q8 受験案内などはどこで入手できますか?
各市町村の採用担当課の窓口、図書館などの公共施設で配布しています。また、郵送による請求やホームページからダウンロードできる市町村もあります。
なお、受験案内の配布日などは市町村によってそれぞれ違いますので、各市町村の広報誌やホームページなどで事前に確認してください。
Q9 受験の申し込みは、本人が直接行った方がいいのですか?
受験の申し込みは、持参や郵送、ホームページなど市町村によって違いますので、受験案内等をよく確認してください。また、試験の点数には影響しませんが、手書きの提出書類は、丁寧に書き、誤字・脱字のないようにしましょう。
なお、直接持参する場合、「本人が直接持参すること」の指定がない限り代理の方でも問題ありませんが、受付日や受付時間が指定されている場合がありますので、注意してください。
Q10 試験当日は、どのような服装で試験会場に行けばいいのですか?
筆記試験の場合には特に指定はありませんので、試験を受けやすい服装で問題ありません。ただし、次のことを心がけてください。
※服装や化粧は華美にならないようにしましょう。
※体力試験がある場合は、運動着や運動靴を忘れないようにしましょう。
※面接試験がある場合は、受験生らしい服装を意識しましょう。
Q11 採用後は、どのような職場に配属されますか?
事務系の職種の場合は、基本的な業務知識を習得するため、必ず希望どおりの職場に配属されるとは限りません。本人の能力と適性などを考慮して、配属先が決定されます。
事務系以外の技術系などの職種の場合は、主にそれぞれの専門知識や技術に関連した職場に配属されます。